苗場の白雪姫
気になるところへ自分の思うとおりに動けたので、大和夫妻に鑑定依頼。
特に榛名神社は巨石が多く、物凄く気になっていた。
今回は自宅で観てもらった。
一通り鑑定して休憩。
榛名神社からは何も来ていなかったようだ。残念。
2回目の鑑定の終り頃三国峠が見える、ひかるさん。
三国峠?どこですか、私。
群馬県と新潟県の県境だ。
地図を見ながら、猿ヶ京温泉 生寿苑だ。
一言雑学
まだ新人の田中角栄が選挙民向けに行った演説として、「三国峠を
ダイナマイトで吹っ飛ばすのであります。
そうしますと、日本海の季節風は太平洋側に吹き抜けて越後に雪は
降らなくなる。
出てきた土砂は日本海に運んでいって埋め立てに使えば、
佐渡とは陸続きになるのであります」というものがある。
白雪姫が見える。
水属性だ。
苗場のスキー場だ。
意味不明な単語がひかるさんの口から出てきた。
インターネットで苗場の白雪姫を検索すると「俺の屍を越えて行け」ソニー
プレイステイション・ポータブルのゲームソフトに登場する女神だ。
朱点童子を主人公の子孫たちが倒すゲームで中古マシンと攻略本を買い、
私もしばらく嵌っていた。
ゲームの世界のキャラクターだが苗場のスキー場に実在するようだ。
ソフトを作った作者も霊能力者なのだろうか?
苗場の白雪姫
水属性の女神。
モチーフは雪だるまと、攻略本によればスキー場でモコモコに着ぶくれした
お嬢さんたちらしい。
この解説文をひかるさんは見ていたのだ。
本当に不思議な力でなんでも見えてしまう。
苗場のスキー場はプリンスホテルと日本一のスキーリフト ドラゴンドラがある
西武グループの巨大リゾート観光施設だと分かった。
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これでなんとなく内容が理解できた。
ロザリア・ロンバルドちゃん
これから書き込む内容は長くなるが、とても不思議な世界の話です。
さかのぼること1年前の平成24年夏。
社長奥さんの叔父さんが脳梗塞で倒れ危篤となった。
浜松市出身だが仕事の関係で群馬県伊勢崎市に自宅を構え
子供さんたちも大人だ。
奥さんとは死別している。
とても人柄のいい叔父さんで社長奥さんは大好きだった。
社長宅には和人形のほかに洋人形も一体あり生(しょう)が入った座敷わらしだ。
社長奥さんのお母さんが洋人形の目がくるくる回るのを見つけ、これは変だと
大和夫妻の鑑定を受けた。
ひみこさんは洋人形と話す。
叔父さんの近くにいるらしい身動き取れない座敷わらしが、洋人形に憑き話している。
私を動けるようにしてくれれば、私は叔父さんを助けることができます。
大和夫妻に言われたのが、三国峠南12kmにある猿ヶ京温泉 生寿苑へ
洋人形持参で泊まること。
週末に夫人、お母さん、妹さん、妹さんの男の子と4人で上越新幹線、
上毛高原駅へ洋人形を持参し到着。
旅館のマイクロバスで駅から送迎してくれる。
4人は生寿苑へ一泊した。
翌朝人形の表情が変わっている。
おっとりした顔つきが、とても厳しい顔に変わっている。
叔父さんを助けに行く覚悟の顔に見えたそうだ。
家族で、叔父さんの病院まで行き面会。
意識もあまりなく悪い状態だったそうだ。
帰ってから大和夫妻の鑑定を受ける。
洋人形を通じて座敷わらしが話す。
「病院には邪魔をするものがいるので私では助けられなかった。
できるだけのことはしたので、私を自由に動けるようにして欲しい。」
座敷わらしは生寿苑に居て身動き取れなくなっており、洋人形に
憑いて社長奥さん宅へ来ていたそうです。
社長奥さんに当時のことを聞いたところ、確かに病院の空気は悪く
婦長がものすごく不親切で座敷わらしの言葉が納得できたそうだ。
妹さんも看護師なので許せない人間だと怒っていたそうだ。
生寿苑の座敷わらしは全力で叔父さんを助けようとしたのです。
そんなやり取りの中、別の座敷わらしが来ていた。
イタリアのロザリア・ロンバルドちゃんだそうです。
1920年に肺炎により2歳で亡くなり、父親がミイラ保存した。
その子も来ていたのです。
当時私も事務所で奥さんからこの話を聞いてびっくりした。
ロザリア・ロンバルドちゃんが入る洋人形を用意して下さい、ひみこさん。
そして人形は妹さんのところへ置いて下さい。
社長奥さんの妹さんは神奈川県相模原市に家族で住んでいます。
後日ディズニーランドで販売されていたロザリアちゃん似の洋人形を
用意した。
妹さんにも相模原市から再度来てもらい、大和夫妻にロザリア・ロンバルド
ちゃんの魂を入れてもらったそうです。
生寿苑に居た身動き取れない座敷わらしも、ロザリアちゃんと同じ洋人形に
入ったそうです。
浜松市の夫人宅の洋人形と生寿苑に居た身動き取れない座敷わらしは
なぜかつながっていました。
生寿苑の座敷わらしとイタリアの地下納骨堂に安置されているロザリア・
ロンバルドちゃんも信じられないがつながっていたのです。
結局叔父さんは亡くなりましたが不思議なことが起きたものです。
群馬県と新潟県の県境近くの山の中にある旅館には、座敷わらしが
世界中につながるワープゾーンがあるのでしょうか。
座敷わらしをお持ちの方は生寿苑へ一泊すれば、世界中の座敷わらしと
つながることができるかもしれません。
保証はありません。
大和夫妻はこのことを知っているわけですが、旅館の女将さんは
知りません。
座敷わらしに関する昔話は生寿苑にありますが。
苗場の白雪姫をお迎えに行く
平成25年7月末の自宅鑑定に話を戻します。
ひかるさんが見た内容は苗場の白雪姫を迎えに行きなさい、という
意味です。
入れ物の人形を用意して行って下さい、ひみこさん。
見ればこれだとピンとくるのでそれを買って下さい。
さあ大変です。
浜松市内の人形店を探すが夏場で休業中とか気に入る人形がない。
袋井市、掛川市も気に入る人形はなし。
日曜日に静岡市は人形で有名なので妻と出向くが全然ダメ。
外ればかりだが、せめておいしい蕎麦でも食べよう。
仕事で静岡へ出向くときは社長とよく昼食に立ち寄る。
蕎麦屋 八兵衛
蕎麦屋八兵衛
店頭でそば粉をこねて大きな包丁で細く切る。
味も最高だが、店員の接客マナーが素晴らしい。
客層がなにより良く、居るだけで心が和む。
店には人格の高い人が集まるようになっているようだ。
ワサビは静岡名産の本ワサビを1本丸ごと。
蕎麦が出てくるまでに自分ですりおろす。
値段は普通で高くない。
妻は感激して、また機会があれば食べに来たいという。
藤枝市に本店があるが、静岡店のほうがより雰囲気が良い。
結局人形は見つからず、まゆの土台板を見ると田中彌と表示あり。
京人形 田中彌
さんざん探し回ってなくて、インターネットで簡単に購入できた。
時代の変遷を感じる。
この流れはますます強くなるだろう。
まゆと頭の縛りが同じ小市松人形。
まゆより少し小さい妹である。
準備が整い平成25年8月10日(土)2泊3日で苗場の白雪姫を
お迎えに出発。
長女も行く気満々で岐阜から前日に帰省。
私、妻、長女、次女、まゆと8月10日4時自宅出発。
世間は思いっきり盆休みで普通に走ると強烈な大渋滞に巻き込まれる。
行きの走行ルートを工夫する。
首都圏へは近寄らず、逆方向から群馬県入りする。
宗像三女神は交通安全の神様でもあり、私は山道走行が得意なのだ。
自宅→東名高速清水インター降り→
国道52号線身延道(富士川と並行)北進→ 道は空いており順調だ
中部横断自動車道→中央自動車道須玉インター降り→ まだ混まない
国道141号線清里ライン→早朝の八ヶ岳東面の山道を楽しむ→
道の駅清里休憩→ 時間が早くまだ混まない
佐久インター→上信越自動車道→横川サービスエリア休憩→
下り車線は大渋滞 松井田妙義インター降り→道の駅みょうぎ駐車
→ 人、車が多くなる
妙義神社参拝→ 暑くて石段が多い、汗ダラダラ
榛名神社参拝→ ここもかなり歩く、参拝客が徐々に増える
榛名湖横の土産物屋休憩→ 榛名山ロープウェーは混雑で中止、
土産物屋で少し休憩
メロディライン♪静かな湖畔→ 設置道路が逆方向のため行き
過ぎてからUターン
対向車に気を取られ50km/hが狂い、音程が変わって家族は大爆笑
水沢うどん昼食→ 混んでいたが美味しく食べました、今回はここへ
昼に着くようにポイントを絞っていたのだ、大成功
水沢観音→ 広い駐車場も一杯でいよいよ人だらけとなる
子持神社→ 前回跡地でリベンジの今回はしっかり到着、御祭神は
木花咲耶姫、奥の院巨石は時間不足で中止
赤城インター入口→関越トンネル 谷川岳の真下を通る
湯沢インター出口→ 国道17号線南下
三国峠→ まずは指定された場所へ行く、ニホンザルの大きな
群れに遭遇、一匹が怒って車に向かってきた
苗場スキー場→ 真夏で巨大駐車場は無人、ここでバスケットを開け
2体の人形を山に向け苗場の白雪姫を呼ぶ、20分くらい待機
本陣 宿泊
自分には無縁の世界だが昔からスキー客には有名なホテルだ。
ロビーには有名人の写真が多数飾られている。
【温泉】三国峠温泉 御宿本陣
このホテルも座敷わらしの伝説がいろいろある。
料理は食べきれないほどで、米が地元の新潟県南魚沼産で
日本一美味しい。
今日は渋滞も最小限で切り抜け予定通り動くことができた。
心地よい疲れで家族はビールと日本酒で乾杯し、馬鹿酔いだ。
食事片付け後まゆと雪はバスケットから出して床の間へ置く。
naeba1.pdf へのリンク
naeba2.pdf へのリンク
苗場の白雪姫ピンク色になる
平成25年8月11日(日)翌朝私は軽めの二日酔いモードだ。
運転疲れと飲み過ぎだ。
朝風呂に入り、熟睡はしているので徐々に目が覚める。
朝食を食べ出発の準備をする。
苗場の白雪姫の顔が濃いめのピンク色に変わっている。
本物が人形に飛び込んで生(しょう)が入ったようだ。
後で考えると白雪姫も日本酒を飲みすぎてピンク顔になったと思う。
まゆは酒を飲まないらしく顔色が変わらず真っ白だからだ。
まゆは妹分が来てくれて嬉しかっただろう。
さて本日も晴天の中出発。
日本ロマンチック街道を西から奥日光へ入る。
本陣→三国峠→生寿苑前通過→
日本ロマンチック街道 東進→ 車とバイクの数がやたらと多い
中禅寺立木観音参拝→ 長女は立木観音のお姿に感動した
華厳の滝→ 人だらけで身動き取れないほどだ
いろは坂下り→ 下りはまだ混雑が少ない
前回妻と走った わたらせ渓谷鉄道と平走の国道122号線→
みどり市貴船神社参拝→ ここは緑が多く人が少ない、
神様は居心地いいと思う
三夜沢赤城神社参拝→ 人がぞろぞろと多い、駐車場も一杯だ
赤城神社参拝→ 南から超狭い道を北向き山頂目指す
止むを得ず通るが、やはり二度と通りたくない道路だ
神社も人だらけ、夏休み真っ只中でしかたない
生寿苑 夕方6時前に到着、風呂に入りお目当ての夕食
若いスタッフの接客態度がしっかりしている、いい宿だ
食事もおいしく自家製野菜が見事だ
米は昨日に比べ落ちる、我が家の米のほうがおいしい
寝る前に二人を床の間に出す
naeba3.pdf へのリンク
平成25年8月12日(月)
渋滞をかわしてひたすら無事に自宅に帰るのみ。
生寿苑朝食→月夜野インター入口→関越自動車道→
寄居パーキングエリア上り→ サンテグジュペリのグッズ販売をしている、次女希望
鶴ヶ島JCT→圏央道→八王子JCT→
中央自動車道→大月JCT→河口湖インター出口→
富士吉田市 富士浅間神社参拝→ ここは気が良く家族全員大好きなので
近くに来れば参拝します
富士ミルクランド(昼食)→ マイナーなところで家族は気に入っているが
さすがに大混雑、富士宮焼きそばのパック入りを食べた
東名高速道路 富士インター→浜松西インター→自宅
naeba4.pdf へのリンク
旅行の感想
苗場の白雪姫をお迎えに出掛け、我が人生の思い出に残る大イベントになったが
物入りだった。
今回の行程はすんごく面白かった。
初日に高速道路ばかりを頼らず、渋滞を先読みしてほとんどかわしたのは
大成功だ。
その後大和夫妻に自宅に来ていただき、苗場の白雪姫の納めを
していただいた。
猿ヶ京温泉 生寿苑を通じてまゆと苗場の白雪姫はつながったのだろう。
今回そこへ1泊したからあちこちの座敷わらし同士のネットワークが
更に強くなったのかと思います。